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2007年 第50回日本腎臓学会総会特別企画
質疑応答(ご発言順・敬称略)
司会(武曾):それでは、シンポジストの先生方に私から質問させていただきます。伊藤先生のグループ主治医制というのが非常にユニークですが、どのように運営していらっしゃいますか。 伊藤:実際に3グループありまして、それぞれのグループに医師が5~6名います。指導医が一人、その下に6~7年目ぐらいの医師が一人おりまして、その下にもう少し若手の医師が数名という構成です。そのグループ内で定期的に情報交換をする会を設けまして、自分のグループ内の患者さんであれば何でもわかるようにしておいて、直接の主治医が出張とか不在の場合でも、同じグループの医師であれば対応できるような体制になっています。 司会(内田(俊)):今のお話は、もともと女性参画を前提として作られたわけではなくて、グループ制度で、いわゆるバックアップ体制としてそのような体制を導入されたということですか。 伊藤:そうですね。やはり女性医師を対象としてそのシステムが考えられたわけではなく、男性医師にも非常にいいという意見をいただいています。 司会(武曾):辻井先生が、子どもを持ったときに腎臓学会の教育システムが続けられるかどうかということがありましたが、先ほど水入先生の力強い提示がありましたが、これで内容の一部に答えられたでしょうか。 辻井:常勤ではなくても、ある程度の経験年数に応じて専門医を申請することができるというのはすごくありがたいことだと思います。施設は1年間に100例を診ることができる病院でということですが、例えばクリニックだとちょっと厳しいということになるのでしょうか。 水入:全部100例の腎疾患がない病院だと無理だと思いますが、例えば、週2日大学病院に行かれていて、あとの4日を小さい病院に行かれていても、それは全く問題ありません。週2日というのが計算されますので、それは大丈夫ということになります。それから、全く小さい病院ばかりでも、とにかく泌尿器・腎疾患が多くて100例の症例提示ができれば、暫定的に2010年度までは大丈夫ということになっています。 司会(武曾):最後の、メーリングリストでの活動は、特にこのミッションとゴールの、悩みの相談で孤立を防ぐという意味では非常に有意義で頼もしいシステムだと思いますが、メーリングリストの運営上何か困ることとかはありますか。 片渕:最初にメーリングリストに登録するときに案内状が行くようになっていますけれども、その時に個人の誹謗中傷とか非建設的な意見は駄目だということを言ってありますので、ほとんどトラブルはないです。 司会(武曾):非常にレベルの高いメールの内容をやっていらっしゃって、やはり引っ張っていらっしゃる先生の格調が出るのではないかと思いますが(笑)。 片渕:そうかもしれません(笑)。 司会(武曾):否定しないところがすごいですね(笑)。それでないといけません。 |