新型コロナウイルス感染症について

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COVID-19に関連したACE阻害薬/ARBの使用について

会員の皆様へ

COVID-19は細胞表面のACE2を介して感染することが知られています。ACE阻害薬/ARBによってACE2の発現が増加するという動物実験の報告があるため、一部でACE阻害薬/ARBの使用を懸念する声が上がっています。しかし、実際にACE阻害薬/ARB処方によってCOVID-19を発症しやすくなる、もしくは重症化することを示した臨床報告はなく、現時点ではACE阻害薬/ARBを変更・中止する明確な根拠はありません。欧州心臓病学会と欧州高血圧学会は、ACE阻害薬/ARBを含めた従来通りの降圧治療を継続するよう声明を発表し、国際高血圧学会もこれを支持しています。
日本腎臓学会としても、現時点ではこの見解がもっとも妥当と考えておりますので、会員の皆様におかれましては、従来通りの適応に沿った治療を継続して下さいますよう、お願い申し上げます。

(参考)各学会の声明文
欧州心臓病学会
https://www.escardio.org/Councils/Council-on-Hypertension-(CHT)/News/position-statement-of-the-esc-council-on-hypertension-on-ace-inhibitors-and-ang

欧州高血圧学会
https://www.eshonline.org/spotlights/esh-statement-covid-19/

国際高血圧学会
https://ish-world.com/news/a/A-statement-from-the-International-Society-of-Hypertension-on-COVID-19/


一般社団法人日本腎臓学会
理事長 柏原 直樹
副幹事長 西山 成
COVID-19 対策小委員会
南学 正臣
宮崎 真理子
福井 亮
菅原 真衣

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