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日本透析医学会2015年版「慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドライン」に関する声明文

日本腎臓学会会員の皆様へ

2015年版日本透析医学会「慢性腎臓病患者における腎性貧血治療のガイドライン」が刊行されました。腎性貧血治療の目標Hb値と、治療開始Hb値が、日本腎臓学会「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013」と一見、異なった内容になっています。
診療現場で混乱を生じる可能性も考慮し、日本腎臓学会では学術委員会の場で対応につき協議いたしました。
その結果、1)両学会のガイドラインは具体的なHb値を記載したか否かを除き、その内容には大きな差はないと考えられる、2)日本透析医学会の腎性貧血ガイドラインは2004年、2008年に次ぐ第3次の改訂であり、両ガイドラインの作成経緯の相違が表現に反映されていると考えられる、3)「CKD診療ガイドライン2013」発刊後、当該領域の有力なエビデンスが報告されていない、3)同ガイドライン作成時に熟議を尽くした、4)日本透析医学会ガイドラインにおいても「安全性を考慮し、個々の患者に応じた目標Hb値の設定を行うことが重要」と結論されていること、をあらためて確認いたしました。 
結論として、現時点でただちに日本腎臓学会「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013」第7章「腎性貧血」の内容に変更を要するものではないという結論に達しました。
日本腎臓学会は、2018年にエビデンスに基づくCKD診療ガイドラインを改訂するための準備委員会を設置しております。現在日本で進行中の研究を含め、より多くのエビデンスに基づき、必要に応じて、CKD患者の腎性貧血に対する管理・治療指針についても改定を行う予定であります。
CKD診療にあたる先生方におかれましては、上記の背景を御配慮いただき、適切な腎性貧血治療に努めていただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

平成28年4月5日

日本腎臓学会     
理事長 松尾清一
学術委員会委員長 柏原直樹


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